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脚本を書くうえでの準備や、自分なりの書き方やメモなどの制作過程の一部をありのままの状態でざっくばらんに置いてこうかなと(模索中)。

2020/6/19

​公開イメージボード

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​脚本ができあがるまでのプロセス

​・こんな芝居にしたいなとか、こんなの試したいなとか、今までのお芝居の表現方法を活かしながら、新しいチャレンジを探す。最近の興味や思っていることなど、描きたいモチーフを断片にしていく。

​・あらすじを作る。こういう話です。だいたい三行くらいでまとめる。あらすじをフリにしてどこまで遠くにジャンプできるか、オチを考える

・出演人数に合わせて、登場人物を考える。出演人数に合わせて。出演者のあて書きも含めて、どういう役割か、年齢は、誰と誰と誰がモデルか、一言でどういう人か

・セリフや、イメージや最近こんなん思ってるみたいな殴り書きのような断片を集める。そこから、それらの要素をどういう風にすれば入れることができるか練る。オチから逆算してフローチャートのような一行ずつくらいでだいたいこういう流れになるというお芝居のだいたいの骨組みを作る。

・冒頭を書いてみる。使いたい断片を脚本の時系列に並べてだいたい配置する。

・冒頭を書いた感じで、どういう芝居になっていくか、再構成して、冒頭から書き直す。言葉やセリフはいきなり完全な形になるようにはせず、ニュアンスやリズムで前へ前へ進める。それを頭から読み返しながら芝居の体感時間や、観ているときの感覚で生理的に、(中ぐらいのスパンでみて)構成的に最適な表現になるように、(短いスパンでみて)言葉の1つ1つ、てにをはのひとつひとつまでベストを探りながら消しては書き足しして納得いくまで手直ししていく。

・フローチャートを通過するように新たに先へざっくりで進める。ざっくりな部分を戻って修正して一字一句を整えていき先へ進める。これを繰り返す。修正はその日その瞬間で時間が経つにつれかえって逆効果になってムダが増えていくのでシンプルを念頭にある一定以上修正したらそれ以上なるべくいじらないようにする、際限がないので(←それでも修正してしまうが…)それを進めながら中盤前くらいからはオチに向かっていく(←なるべく早くから着地に向かわないと脚本にムダな文字数がかさんでいく)

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